お掃除ロボットルンバの生みの親でもあるコリンアングル氏。
コリンアングル氏の経歴やプロフィールはどのようなものなのでしょうか。
コリンアングル氏は2011年に発生した東日本大震災で貢献したことがあるそうです。
今回はコリンアングル氏について紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
コリンアングルのwiki経歴プロフィール
- 名前:コリンアングル
- 英語表記:Colin Angle
- 生まれ:1967年
- 国籍:アメリカ
- 出身地;マサチューセッツ州ボストン
- 最終学歴;マサチューセッツ工科大学大学院
- 職業:実業家、ロボット研究者
- 肩書:アイロボット会長・CEO・共同創業者
コリンアングルの学歴
コリンアングル氏の詳細な学歴についての情報は見つけることができませんでしたが、最終学歴はマサチューセッツ工科大学です。
コリンアングル氏はマサチューセッツ工科大学で、電気工学学士とコンピュータサイエンス修士を修得しました。
マサチューセッツ工科大学はMITとも呼ばれており、2024年版QS世界大学ランキングで1位の世界トップの大学です。
ちなみに日本の一流大学でもある東京大学は28位、京都大学は46位ということからも、どれだけマサチューセッツ工科大学が凄い大学なのか分かりますよね。
コリンアングルの経歴
コリンアングル氏はマサチューセッツ工科大学に在籍していた1990年に、人工知能研究所の所長であったロドニー・ブルックスと学友の女性ヘレン・グレイナーと共にアイロボットを設立。
その後、コリンアングル氏らは米国航空宇宙局(NASA)の依頼を受け、火星探査機に搭載するための小型ロボットの設計を行いました。
この功績により、1997年にコリンアングル氏らはNASAグループ功労賞を受賞。
コリンアングル氏らの改良されたロボットは、実際に火星探査に使用されたそうです。
また、コリンアングル氏らはアフガニスタン戦争で使用された米軍の偵察ロボット「パックボット」なども手掛けました。
2002年にコリンアングル氏らは家庭用の自動掃除ロボット「ルンバ」を発売。
この独特なロボット「ルンバ」は床を隅々まで掃除し、段差や障害物にも止まらずに進むことがでることで話題になりました。
そのため、「ルンバ」は世界中で注目を浴び、2016年までに600万台以上の販売を達成しました。
更に、2020年までに世界全体で累計3000万台以上の販売台数を突破したんですね!
お掃除ロボットの「ルンバ」といえば、今や誰もが知っていますが、世界的に大ヒット&ロングセラーの商品を生み出したコリンアングル氏はやはり非凡だったのでしょうね。
コリンアングルが東日本大震災で貢献したこととは?
コリンアングル氏は2011年に起こった東日本大震災で貢献した事があります。
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故などの際に、コリンアングル氏は作業ロボットを提供したそうなんですね。
コリンアングル氏が当時の状況をコメントしています。
アイロボット社にとっても日本はとても大事な国なので、この災害は大きな衝撃を受けました。僕たちは、過去にもアメリカ同時多発テロなどでPackBotを使った実績があり、何かサポートできるのではないかと思ったのです。ロボットなら崩壊した建物や放射能が舞うような危険な環境に向かうことができますからね
引用:https://www.huffingtonpost.jp/2015/04/30/roomba_n_7091760.html
当時、現場の状況は予測が非常に困難だったので、爆発など非常に過酷な状況にも対応できる能力が必要と考えられていたそうです。
コリンアングル氏は慎重に考えた結果、日本国内での使用に適した機種として510 PackBotと710 Kobra(旧称Warrior)を選択しました。
これらの機種は、反応炉内の可燃性ガスや放射能濃度などのデータを収集するために使用されました。
特に710 Kobraは、粉塵収集機の筒口の支えやホースを引く事に使用されたそうです。
コリンアングル氏は最後に以下のようなコメントを残しました。
今でも現場で使われていると聞きます。こうやって、日本の災害で自分たちのロボットが活躍し、貢献できることを嬉しく思います。これこそがロボットの役割なのです
引用:https://www.huffingtonpost.jp/2015/04/30/roomba_n_7091760.html
最後に
コリンアングル氏について紹介しました。
コリンアングル氏が手掛けたルンバは世界中で愛される商品となっています。
また東日本大震災を始め、事件や事故に対して役立つロボットも提供されています。