アニメーターでアニメ演出家でもある森田宏幸監督が、2023年の大阪のイベントでDJSODAさんの性被害について言及し、炎上しました。
そんな森田宏幸監督の経歴や学歴など、プロフィールはどのようなものなのでしょうか?
また森田宏幸監督は過去にも、自身が手掛けたアニメ版『ぼくらの』のブログで炎上しています。
今回は森田宏幸監督と過去に炎上したアニメ版『ぼくらの』ブログ問題について考察します。
それでは早速見ていきましょう。
森田宏幸がDJSODAの性被害について言及
トレンドにつじあやのさんが…
— スーさん (@su_retro_space) March 8, 2022
森田宏幸監督の「猫の恩返し」好きだったで。 pic.twitter.com/gFQSRSUTJv
アニメーターでアニメ演出家でもある森田宏幸監督が、先日の大阪のイベントでDJSODAさんの性被害について言及し、にわかに炎上しかけています。
この件に関して、森田宏幸監督はXで以下の内容を投稿。
DJ SODAの言ってる性被害って、公開型のつつもたせなのだろう。誘惑されて仲良くしていたら、あとから怖い人が出てくるという。
引用:X
音楽フェスの主催者は、彼女の芸に加担しないことだ。
この投稿で炎上しました。(現在は削除されています)
森田宏幸監督のこの投稿に対してネットの反応がこちら。
近寄っただけデ美人局なら、この人と会話したら胸鷲掴みにされるのか。この人の部下になんてなったらレ●プされかねないな。
これまでどれだけ性加害してきたのだろう。
今まで被害にあってきた人たち、声を上げた方がいい。この人から性被害に遭ってた人達、森田宏幸を糾弾しましょう
美人局ねえ。使い方違うような。音楽フェスの主催者が美人局やらせたと言ってようなものだよ
随分と粗雑な意見だと思いますよ。
森田監督のおっしゃる「仲良くする」には「胸を鷲掴み」まで含まれてしまうんですか。となると監督の周囲の女性アニメーターには十分注意喚起をしないと危険かと思います。
それにDJ SODAさんが加害者を告発しても芸能活動ほどの利益は得られないので理由がない。
誘惑なんて誰もしてないですよ。感性を疑いますね。
森田宏幸監督、もう59歳なのか。それでああいう事書いちゃうのか。
森田宏幸氏のアカウントでの今までの投稿を見ると、乗っ取りの可能性は高いと思う。
森田宏幸監督のツイートなかなか常軌を逸しているが、マジで乗っ取りである事を信じたい。
森田宏幸監督の今回のツイートに対して、かなり批判の声があがっています。
またアカウントの乗っ取りを疑う声も少なくなかったです。
森田宏幸の経歴
絵コンテ 森田宏幸 #lovelive #etv pic.twitter.com/p3AaDaWu9o
— mg1 (@mg1live) August 15, 2021
森田宏幸監督は大学を卒業した後、アニメーション制作会社シャフトに入社しました。
アニメーション制作会社シャフト
日本のアニメ制作会社。代表作として『魔法少女まどか☆マギカ』『ニセコイ』『3月のライオン』『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』など。
森田宏幸監督が手掛けた最初の作品は『陽あたり良好!』。
その後、森田宏幸監督はフリーランスになり、『AKIRA』や『魔女の宅急便』などの作品で動画を制作しました。
さらに、『老人Z』や『走れメロス』、『MEMORIES』、『パーフェクトブルー』など、森田宏幸監督は多くの作品で原画を担当しました。
森田監督は基本を大切にするアニメーターだそうで、『パーフェクトブルー』ではアイドルの振り付けも自ら踊ったんだとか。
スタジオジブリ作品では、『となりの山田くん』や三鷹の森ジブリ美術館の短編『コロの大さんぽ』にも参加。
これがきっかけで、森田宏幸監督は知名度を上げることになる『猫の恩返し』の監督に抜擢されたんですね。
2007年には、『ぼくらの』でテレビシリーズで初めて監督を務め、2011年2月27日には、一般社団法人日本アニメーター・演出協会の理事に選ばれました。
森田宏幸監督は約4年間理事を務めた後、2015年6月に退任。
森田宏幸監督は2017年までデジタルアニメーション制作会社ポリゴン・ピクチュアズに所属し、デジタル作画をテーマにしたフォーラム・ACTFの運営にも関わりました。
デジタルアニメーション制作会社ポリゴン・ピクチュアズ
日本の3DCG・アニメ制作会社。代表作として『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』『トロン:ライジング』『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』『山賊の娘ローニャ』『スター・ウォーズ レジスタンス』など。
2017年半ばには森田宏幸監督はポリゴン・ピクチュアズを退社し、現在はフリーランスで活動しています。
森田宏幸の高校大学など学歴
#猫の日 #ねこの日
— ミーハーな映画好き (@mihaaa_eigasuki) February 22, 2017
『猫の恩返し』で
バロンが構えている
"猫の事務所"
外観は小さいが、
中に入ると広くなるのは
入り口で空間が
歪んでいるからだと
森田宏幸監督が
Twitterで過去に明かしていた。 pic.twitter.com/QNBPG5SymF
森田宏幸監督の出身高校は福岡県立筑紫高等学校。
福岡県立筑紫高等学校の偏差値は「65」。
福岡県立筑紫高等学校は2023年時点で福岡県内で34位、福岡県内の公立では16位に位置する高校です。
福岡県立筑紫高等学校の卒業生にはラグビー選手が多くいるようですね。
森田宏幸監督は、高校時代に『ガラスわり少年』という自主制作漫画映画を作ったそうです。
この作品はアニメ雑誌のコンテストでも多くの賞を受賞したそうで、当時、この作品を制作するために一緒に活動していたメンバーの中に、有名な漫画家である「とだ勝之さん」もいたとか。
森田宏幸監督の出身大学は福岡大学工学部機械工学科。
福岡大学工学部機械工学科の2023年時の偏差値は「42.5~45」。
森田宏幸のプロフィール
- 名前:森田宏幸
- 読み:もりた ひろゆき
- 生年月日:1964年6月26日
- 年齢:59歳(2024年2月時点)
- 出身地:福岡県
- 職業:アニメーター、アニメ演出家、監督
- 所属:フリーランス
森田宏幸の炎上したアニメ版『ぼくらの』ブログ問題とは?
鬱アニメがトレンドい入っていたのでオススメを一つ、、、
— なお (@navin66o) August 17, 2023
鬱アニメと言われてパッと思い付いたのは「ぼくらの」
正直これを越える鬱アニメってあんまり無いかなぁと思う。名作だけど見てない人はスルーした方がいいかも?救い無さすぎて3日位ご飯食べられないから😭#鬱アニメ pic.twitter.com/GABUIuoyc3
森田宏幸監督は、2007年に監督・絵コンテ・演出・原画を手掛けたアニメ版『ぼくらの』の制作時に投稿したブログ記事が問題となりました。
アニメ版『ぼくらの』の制作過程で、森田宏幸監督は自身のブログを通じて、進捗状況の報告や放映されたエピソードに関する質疑応答などを行っていました。
このブログでは視聴者から様々なコメントが寄せられており、批判的な意見や応援のメッセージ、質問などが含まれていたそうです。
問題となった森田宏幸監督のブログ記事がこちら。
原作ファンの皆さんには負けました。
引用:https://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/cb2cbcaea460d892deedc3d77685dd3e
私自身が原作を嫌いで、アニメーション化にあたり、ある意味原作に悪意を持った改変を加えていることを認めます。
こう宣言しないと、このブログ上に展開されているいくつかの論点の矛盾が埋まらなくなると、私も覚悟しました。
私がこれまで嘘を書いていた、というわけではありません。
8話によせての以下の部分は今でも本当で、
「私が原作を好きか嫌いかを意識するのは、原作を手にした最初だけで、仕事を引き受けた以降はそれはまったく関係ないです」
「なにしろ大勢のスタッフが毎日私に、自分の考えをぶつけて来ます。以下に続く私の見解のほとんどは、私の好みではなく、スタッフとのやりとりを通して叩かれた、理屈の積み重ねだと考えてください。」
原作の一部分に異論があるというだけで、ジアースを巡る戦いのルールのアイディアは面白いと思っていて、以下の方針は、最後まで貫徹しています。
「 この「ぼくらの」が、ある一定のファンの人たちに支持されていることを尊重し、かつ原作を支持しない人たちをも納得させるために、私が出した結論は、「ジアースに乗ったパイロットは死ぬ」という戦いのルールは変えない。それを変えてはこの原作をアニメーション化する意味はない。かわりに、まわりの大人たちや、主人公の子供たちを取り巻く社会の描き方を変えるということです。」
しかし、これは結果的に、原作の一部の改変にとどまらず、根本的な解釈のし直しになってしまうことに気がつきました。なので、そのことを認めます。
この記事で森田宏幸監督は
私自身が原作を嫌いで、アニメーション化にあたり、ある意味原作に悪意を持った改変を加えていることを認めます。
森田宏幸監督のこの発言には、視聴者たちからアニメ版『ぼくらの』に対する作品批判だけでなく、同時に森田宏幸監督自身への批判も多く投稿されました。
その後、森田宏幸監督は謝罪し反省の文を投稿しています。
以下に、原作ファンの皆様の気持ちを考えない表現をしてしまったこと、深く反省しています。
私が「ぼくらの」をアニメーション化するに際しての苦労を、「原作を嫌い」「悪意を持ってる」など、否定的な感情で説明してしまったのは、私の真意に照らしても、間違いでした。
その部分、ならびにその性質を含めた原作批判ともとれる部分を取り消したいと思います。
大変申し訳ありませんでした。
引用:https://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/cb2cbcaea460d892deedc3d77685dd3e
森田宏幸監督の発言は過激な物言いだったので、炎上しても仕方のないですよね。
ただ、その後ファンの気持を考え、森田宏幸監督は謝罪したためこの炎上は収束したと思われます。
最後に
森田宏幸監督の経歴や学歴などプロフィールについて紹介しました。
また森田宏幸監督の過去の炎上問題から、今回のDJSODAさんの性被害に対するツイートは有り得そうな気もしますが、アカウントの乗っ取りという可能性も。
ただ現在は削除されているので、今後情報が出てくる可能性は低いと思われます。