大関の貴景勝が11月場所で優勝を逃し横綱昇進はありませんでした。
ネットでは
貴景勝は横綱は無理
という声が少なくないですが、その理由は弱いからなのでしょうか?
今回は貴景勝が横綱は無理だと言われている理由を検証します。
また貴景勝が横綱は無理だという原因に、
手付き不足や変化だ
という噂についても考察します。
それでは早速見ていきましょう。
貴景勝が横綱が無理な理由は弱いから?
貴景勝は、
横綱にはなれない
横綱は無理
など、ネガティブな意見が少なくないのですが、その理由は何なのでしょうか?
色々憶測が上がる中で、シンプルに
貴景勝は弱いから
という声がありました。
貴景勝は体力がないだけ、取りこぼしでなく弱いだけです。 今場所は上出来です。 横綱の器でない。
貴景勝 本番に弱い
貴景勝は散々言ってるけど怪我で突きの威力が弱い。
今の貴景勝は突き押しの威力が弱いので、北勝海のように四つ相撲覚えないと横綱になるのは難しいんじゃないかと私は思っています。いかがですか。
当たりが弱いな貴景勝…
貴景勝はやはり圧力が弱いんだろうね! 押しても押しても押されてなかったね!
と、貴景勝の取り組みを見ていた視聴者やファンから、突きや圧力が弱いなど貴景勝の弱い部分を上げています。
怪我など体調が万全ではないという事もあるでしょうが・・・
これは15代武蔵川のコラムでも
稽古が足りず突き押しに勢いがない
と指摘されていた部分で、
はりウエイトトレーニングばかりせず基礎運動でしなやかな筋肉をつけるべきだ、専属トレーナーの話ばかり聞いていてはいけない
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B4%E6%99%AF%E5%8B%9D%E8%B2%B4%E4%BF%A1
と、11月場所後に助言されたそうです。
また横綱の器ではない、という辛辣な意見も。
貴景勝が横綱が無理な原因が手つき不十分や変化といわれる噂について
貴景勝、元気そうで何より☺️ pic.twitter.com/IkJTWqp4sF
— モム@相撲 (@mom_sumo) February 3, 2024
貴景勝が横綱が無理な原因として、
- 手つき不足
- 変化
を上げている意見がありました。
手つき
手つきとは立合いの際に土俵に手をつくことで、手つきが不十分だと行司が止めて取り直すことがあります。
その手つきが最近の貴景勝は不十分、不足と批判されているようで、
両手つけよ
以前から手つき不十分
腹出過ぎ
やはり貴景勝は手つき不十分でした‼️誰か権威ある関係者の判断、発言待ってます‼️あーあ、気分悪い、貴景勝きちんと稽古して出直しせい
貴景勝 千秋楽も 手つき不十分で 仕掛けてた…
いまいち、好きになれんなぁ
貴景勝っていつも手つき不十分で見ててイライラする。。それで前に落ちて負けるってどうよ。
貴景勝見てると辛いんよなぁ
手つきも不十分気味やけどあの身体やとなぁってなる
ファンとかじゃないのに見てるのも苦しくしんどいのよ…
貴景勝の手つき不足は取り組みを見ている人にとっては目に余るようで、批判の声が少なくなかったです。
ただ一方で、身体的特徴や怪我などで同情的な意見もありました。
変化
これは取り組みの変化の事のようで、貴景勝が4度目の優勝を果たした2023年の大相撲秋場所の前頭・熱海富士との優勝決定戦。
優勝決定戦の前の本割では、貴景勝の取り組みは
真っ向からぶつかり合って激しい突っ張り合いとなり、最後は貴景勝が押し勝ちました。気迫のこもった一戦に、館内は大いに盛り上がりました。
関脇・大栄翔と激戦を繰り広げた取り組みをして、会場も大いに盛り上がったんですね。
本場所における正規の取組
しかし、次の優勝決定戦で貴景勝は
立ち合いで左に変化し、突っ込んできた熱海富士を交わして、あっさりとはたき込んだのです。いわゆる“注文相撲”で、館内は異様な雰囲気となりました。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/b34dc97d833cd0e0052ce03913d3cb9147207f02
相撲の立会いでぶつかり合う瞬間に身をかわし、相手の体勢を崩して優位に立とうとする戦法。「変化」とも呼ばれる。
れっきとした相撲の先方ですが、こと優勝決定戦で変化したことと、相手が入門からわずか18場所の21歳の熱海富士を相手に変化した事で批判が集中しました。
あ~!あの優勝決定戦の貴景勝関の変化は、そりゃ怒る人はいるわなぁ
貴景勝が変化しなかったら優勝してたな
見苦しいのは一切土俵に手を付かず、平幕相手に変化して優勝するようなゴミ大関の方だろ
貴景勝については綱が取れなくて当然だと思ってる。
優勝を決める一番で変化とか番付外でもできるような相撲取るやつの格が知れてる
そんな程度じゃ大関どころか三役に残れるかも怪しい
武士道とやらはどこへ行ったのか。相手の挑戦を真っ向から受け止めず、ファンから同情される様な相撲を取るのが武士なのか?力士なのか?
また元横綱・白鵬のコラムでは
ファン目線では、少し残念だったと思います。しかし、負傷明けで復活を目指す場所、1秒でも早く決着をつけたいとの考えは理解できます
引用:https://hochi.news/articles/20230924-OHT1T51214.html?page=1
元武蔵丸の武蔵川のコラムでは、
休場明けだとか、ケガの状態だとか、万全じゃない体でいろいろ理由もあるんだろうけど、それは言い訳にはならないんだ。平幕2場所目の若手相手に、「ここ一番」で逃げちゃダメだよ。みんな「ここ一番」には命をかけてくるものなんだ。大関なんだから堂々と受け止めてほしかった。
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/859033
元横綱・稀勢の里のコラムでは
優勝した貴景勝は突き押しの形がある分、「強いイメージ」を伝えることはできます。決定戦も本割で圧倒したからこそ変化も決まりました。ただし勝つためには有効でも、一つ上(横綱)を狙うには失ったものも多かった。優勝4回は評価されても綱獲りへの期待は上がっていません。今、一番強い力士なので、満場一致で「横綱に」という声がかかる相撲を目指してほしい。
引用:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2023/09/26/kiji/20230926s00005000002000c.html?amp=1
視聴者もファンも貴景勝が横綱は無理だという意見の原因の一番は、元横綱・稀勢の里が言っている事だと思います。
横綱としての風格や器
が貴景勝の取り組みには感じられなかったという事ではないでしょうか。
もちろん貴景勝の変化を擁護している意見もあります。
元横綱朝青龍は、
自身のX(旧Twitter)に《決定戦はどうでもいい!笑笑 勝ちは勝ちや》と投稿。本割に勝っているのだから問題ないとの考えを示し、決定戦での変化についてフォロワーに質問されると《悪く無い》と、返答している。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/b34dc97d833cd0e0052ce03913d3cb9147207f02
他にも、
体力の無さや怪我から選択の余地は無かったのではないか
綱取りを果たすんだという、強い意思を感じた
というような肯定的な声も。
結局は結果を出すのはもちろん、取り組みで世間の声を黙らせるしか無いのかなと。
最後に
貴景勝の横綱は無理だという理由について検証・考察しました。
貴景勝の取り組みで批判も多く、11月場所は9勝6敗と振るわなかったのでより批判の声も増えてしまっているようです。
しかし、来年は横綱を目指して、世間の声や評判を覆すような取り組みを期待したいですね。